PR

【ウォッシャー液に水道水を入れてもいい?】ガソリンスタンドスタッフが補充の目安と入れ方を解説

ボンネットのノズルからフロントガラスへウォッシャー液が噴射されているところ メンテナンス
当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

ボンネットを開けたら、ウォッシャー液のタンクが空に近かった。手元にあるのは水道水だけ。水を入れても大丈夫なのか、迷う場面があります。

筆者は三級自動車整備士の資格を持ち、ガソリンスタンドで点検や洗車を担当しています。ウォッシャー液の補充も、店で受けている作業の1つです。

本記事では、店がお客様に伝えている答えと、補充をすすめる目安、自分で入れるときの手順を書きます。

結論|水道水は入れてもいい。冬はウォッシャー液も入れてください

「水道水を入れてもいいですか」と聞かれたとき、店では「入れてもいいけど、冬場は凍結の危険があるので、ウォッシャー液も入れたほうがいい」と伝えています。

メーカーの取扱説明書も同じ考え方です。ホンダは、ウォッシャー液は必要に応じて水(軟水)で薄めてよく、冬は凍結を防ぐために濃度を上げるよう案内しています。トヨタは、濃度を容器に書かれた凍結温度を参考に決めるよう書いています。

入れるもの 扱い
ウォッシャー液を水で薄めたもの 取扱説明書どおりの入れ方
水道水だけ 入れてもいいが、冬は凍結の危険があるので避けたい
せっけん水・エンジンの不凍液 入れない(トヨタ:塗装のしみ、ポンプの故障のおそれ)

水だけで済ませた場合は、寒くなる前にウォッシャー液を足してください。

店で補充をすすめるのは、液量が半分を下回ったとき

店がウォッシャー液について伝えていることは、液量の目安、出ないときの原因、補充の方法の3つです。

点検のときに、タンクの液量を見ています

店では、点検のときにウォッシャー液のタンクを見ています。液量が半分を下回っていたら、補充をおすすめしています。

自分で見るときは、エンジンルームにあるウォッシャー液のタンクを確かめてください。タンクの側面から液面が見える車と、レベルゲージで確かめる車があります。

出ないときに多いのは、液が底をついているケースです

ウォッシャー液が出ない車も、店では見かけます。原因を見ていくと、液が底をついていたことのほうが多い印象です。

ウォッシャーのスイッチを入れても液が出ないときは、まずタンクの中を見てください。空なら、補充してから出るかどうかを確かめます。

液が入っているのに出ない場合は、ノズルの詰まりや故障も考えられます。整備工場や店で見てもらう段階です。

タンクの中が汚れて、カビが生えて腐ったようになっていた車も見たことがあります。水道水だけを入れていたかどうかまでは分かりませんが、タンクの中は普段は目に入りません。補充のついでに、液のにごりや汚れも見てください。

店の補充は、原液と水で量を調整しています

店で補充するときは、ウォッシャー液を水で薄めて入れるか、ボトルの原液を入れてから水で量を調整しています。補充は有料です。

ウォッシャー液の補充をいくらで受けているかは、店によって違います。頼む前に店で確かめておくと安心です。

自分で補充する手順

自分で補充する手順は、エンジンを止めて冷ます、タンクを探す、ボトルの表示を見て入れる、の3つです。

エンジンを止めて、冷めてから入れる

補充は、エンジンを止めて冷めてから行います。トヨタの取扱説明書では、ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれるため、熱いエンジンにかかると出火のおそれがあると注意しています。

ウォッシャー液のマークが付いたキャップを探す

ボンネットを開けて探すのは、ウォッシャー液のマークが付いたキャップです。場所は車によって違い、取扱説明書の図で探すのが確実です。

ボトルの表示を見て、水と混ぜて入れる

ウォッシャー液のボトルには、薄め方と凍結温度の目安が書かれています。住んでいる地域の冬の気温に合わせて、濃さを決めてください。

入れる量は、タンクからあふれない範囲です。トヨタのFAQでも、指定の量までにして、あふれさせないよう案内しています。

補充したら、ウォッシャーを出してワイパーの拭き取りも見てください。拭き取りで分かるワイパーの替えどきは、ワイパーゴムの交換時期の記事に書きました。

よくある質問

雪が降らない地域でも、冬は濃くしたほうがいいですか

筆者の住む地域は雪が降らず、店で冬に濃くする話は特に出ません。ホンダの取扱説明書では、冬は凍結を防ぐために濃度を上げるよう案内しています。冷え込む地域の方は、ボトルの凍結温度の表示を目安にするのが確実です。

撥水タイプや油膜取り入りのウォッシャー液は使えますか

筆者の店では、撥水タイプや油膜取り入りのウォッシャー液を扱っていません。使ったことがないため、効果は本記事の対象外です。

まとめ|半分を下回ったら補充、冬は水だけで済ませない

  • 水道水は入れても構いません。 店では、冬は凍結の危険があるのでウォッシャー液も入れるよう伝えています
  • 店で補充をすすめるのは、液量が半分を下回ったときです
  • 出ないときは、液が底をついていることが多いので、まずタンクを見るのが先です
  • せっけん水やエンジンの不凍液は入れません(トヨタ)
  • 補充はエンジンを止めて、冷めてからです

ボンネットを開けたときに、ウォッシャー液のタンクが半分より上にあるかを見てください。

タイトルとURLをコピーしました